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国内旅行 甲斐路の旅上州・越後路

田島 義則

 今年の記録的な猛暑のあと、中々秋らしい風情にならない。例年の研修親睦旅行は紅葉がメイン。おそらく今年は期待出来ないだろう・・・。そんな悶々とした気持の中で、旅行当日を迎えた。天候は旅行日両日とも晴れ、帰着後に天気がくずれるという予報であった。

 10月24日(日)井上實銀鈴会理事を団長とする、男性52名、女性18名計70名は、例年の如く福祉会館をあとにした。ガイドさんは毎年顔を合わせるお馴染みの方、私達のことを十分に承知している。扱いが上手いし親切である。申し分なかった。首都高と中央自動車道と順調に進んで行った。あまり順調過ぎて予定時間を一時間近く早く進み急遽見学順序を変更するということにした。お陰様で大月JCTまで来ると富士山がはっきりとその雄姿を見せてくれた。「わースゲ―!」いつ見ても富士山は日本一の山である。昼前に河口湖ICを出る。すぐ湖上遊覧に移った。湖面を優雅に走る遊覧船。ビデオカメラを回す者、写真担当の方々も大忙しである。河口湖は標高八百メートルのところにある。涼しさからいくらか寒さを感じた。皆、上着を羽織った。季節的にはこれが正しいのである。河口湖をあとに昼食場の峠の茶屋に向かった。鬱蒼とした杉木立の中に昔風の建物(茶屋)が我々を迎えてくれた。当地の名産品が沢山詰まった釜飯や名物ほうとうで舌鼓をうった。しっかり満腹。腹ごなしを兼ねて次の一竹美術館に向かう。能狂言等の衣装に着用するしぼり染めの高価な着物である。久保田一竹師は数年前に鬼籍に入られたが、その業績を讃える美術館である。皆「うーむ」と唸った。その出来栄えは見事の一言である。

 高貴な気分を味わったあとは、洋風にワイナリーの見学である。赤冨士ワイナリーでは若い溌剌とした女性係員が私達銀鈴会の紳士・淑女を夢中にさせる説明の仕方で、ワインの試飲をさせてくれた。ワインやぶどう液が飛ぶように売れた。ワイナリーをあとにして本日の宿舎(冨士レークホテル)に早めに入った。宴会までにかなりのゆとりをもってリラックスタイムと洒落込んだ。大風呂をはじめ部屋風呂も源泉かけ流しの豪華風呂であった。6時からはお待ちかねの宴会。食事も十分満足のいく内容のものであった。カラオケも盛り上がり予定時間の8時にお開き。二次会では歌い足りなかった分を、カラオケルームで存分に歌いまくった。

 第2日目、天気予報は見事にはずれ、雨、と思いきやそれもはずれ快晴となる。晴男と晴女が居たのだ。気分を良くしてホテル玄関前で全員記念写真。その後第2日目の見学地へとスタート。西湖の〝いやしの里〟では昔からの茅葺き屋根の集落をゆっくりと散策した。皆、穏やかな気分を味わった。快晴の中の富士山と共に忍野八海へ。清冽な水の里を堪能した。昼食は珍しく洋食。それぞれで地ビール等を注文し、美味しくいただいた。帰路の高速道も往路以上に順調に走った。帰着予定時間より早めに福祉会館に着けた。沢山のお土産を抱え其々帰宅の途に着いた。又来年も行きましょう。さて来年は何処かな?